◇ メタボリックシンドローム
お腹がやせるには腸がカギ2|男の健康ダイエット
メタボリックシンドロームにならないように、男性85センチ女性90センチ以下のお腹になるように鍛えるのは、お腹をへこませる力を生む腹横筋という筋肉です。
お腹の周りをぐるりと腹巻のように覆う腹横筋は、呼吸するときに内臓を内側に押し込んで、お腹を引っ込めます。
まるで、コルセットのような役割をしてくれるため、下腹を引き締めてくびれを作るのには欠かせない存在なのです。
腹横筋を動かすことで、外側から腸を絞るように伸ばしたり、縮めたりすることができるのです。
ところが、腹横筋は大変に衰えやすい筋肉なので、使わないでいるとたちまち伸びきってしまい、お腹を引き締める力をなくしてしまいます。
腹横筋が衰えると、腸を十分に伸縮させることができなくなり、腸と腸が離れないようにつないでいる膜(腸間膜)にどんどん脂肪が付着して溜まっていきます。
しっかりした筋力があれば、腸間膜に着いた脂肪を振り落とすことができるのです。
腸間膜に脂肪がたっぷり付いた腸は重くなって下へ下がります。これが、下腹ぽっこりの原因です。
また、伸縮しない腸は内臓機能を低下させて、便秘や基礎代謝の低下も招きます。
基礎代謝とは、まったく身体を動かしていない時に、呼吸する、体温を保つなどの最低限の生命活動のために使っているエネルギーのことです。
基礎代謝の高い人は、たくさん食べてもどんどんエネルギーが消費されるために脂肪が蓄積されにくく、太りにくいのですが、基礎代謝の低い人は、反対にエネルギーが消費されないので太ってしますのです。
お腹がやせるには腸がカギ1|男の健康ダイエット
2008年4月に始まった特定健診制度(糖尿病等の生活習慣病に関する健康診査)では、メタボリックシンドロームの概念を応用して糖尿病対策を行う事を目指し、40歳から74歳までの中高年保険加入者を対象に健康保険者に特定健診の実施を義務化することになりました。
メタボ診断の基準のひとつにお腹周りが男性85センチ以上、女性90センチ以上がありますので、まずはお腹のダイエットをしてみてはいかがでしょうか。
このお腹ダイエットで重要なカギを握るのが、実は腸なのです。腸を動かず事で簡単にお腹をスリムにすることができます。
腸は筋肉でできていますので、あまり動かさないでいるとどんどん筋力は衰えてしまい、柔軟性がなくなったガチガチな腸になってしまいます。その結果、内臓脂肪がついたり、便秘になったりして太る原因になります。
でも、そうはいっても腸は意識的に動かすことができません。硬くなった腸をほぐして筋力をアップするには、外から圧力を加えて腸を伸縮させなくてはなりません。
そこで必要になるのが、お腹をへこませる力です。お腹をへこませると腸が柔らかくなっていくのです。
そこで、お腹をへこませる力がどれくらいあるかをチェックしましょう。
やり方は簡単です。思いっきりお腹を凹ませます。肋骨の下に大きなくぼみができるはずです。
その時に横からへこんだお腹の幅を測り、男性15センチ以上、女性12センチ以上の方はお腹をへこませる筋肉が足りない人です。このままにしておくとますますお腹が出てしまいます。
お腹をへこませる力は、腹部の深層部にある筋肉によって生み出されます。この筋肉は、私たちが生まれたときから身体に備わっています。
その証拠に子どもたちは、みんなお腹をへこませることができます。
ところが、この筋肉はとても衰えやすいので、鍛えないでいるとすぐにお腹をへこませることができなくなってしまうのです。
- メタボリックシンドロームの予防にダイエット|男の健康ダイエット (07/10/13)